【5月の養生(3)そろそろ梅雨の準備を① 】5/16配信メルマガ#44

先週の火曜日、漢方養生アドバイザー仲間4人で、神代植物公園へ行ってきました。

ちょうど「春のバラフェスタ」が始まった日で、平日でしたがけっこう混んでいました。

400品種、5200株のバラはほぼ満開で、本当に圧巻でした!

様々な色のバラは見た目にも美しく、とても良い香りで癒されました。

やはり自然に触れるのはいいですね。お花からは元氣、エネルギーをもらえます。

マスクを外して、バラの香りと5月の爽やかな風、緑鮮やかな自然を楽しんできました。


さて、先週は変わりやすいお天気で、雨の日も多かったですね。雨で気温が上がると

蒸し暑く、エアコンをつけたくなったり、冷たいものが欲しくなったりします。

例年、梅雨の時期は6月初め~7月半ばぐらいですが、養生は早め早めに始めておく

ことが大切です。もう梅雨の準備を始めていきましょう。

梅雨といえばやはりジメジメとした湿気、湿度の高さを不快に感じる人が多いでしょう。

「外因は内因を通じて発症する」です。

体内に湿が溜まっていると、外界の湿気の影響を受けやすく、カラダがだるくなる、

むくみやすくなる、関節が重く痛む、などのつらく不快な症状が現れます。

ですから、体内の湿気を取り除いておくこと、余計な湿気をカラダに与えないように

することが大切です。


まずは食事の内容を見直してみましょう。

気温の上昇とともに、カラダはたくさんの体温を生み出す必要がなくなるので、全体の

摂取カロリー、食べる量を減らしましょう、ということはいつもお伝えしています。

肉、米、油もの、味の濃いもの、こってりした濃厚なものは湿を生みやすいので、特に

気を付けましょう。

でもまったく食べないのも食事の楽しみがなくなってしまいますので、その際は薬味を

上手く使いましょう。


薬味やスパイスは香りがよく、氣の巡りを良くしてくれますので、胃もたれしにくく

なります。

また薬味やスパイスには温熱性の性質のものが多いです。料理に添えて一緒に摂る

ことで胃腸を温めて働きを良くし、消化を助けてくれます。

胃腸は冷えると働きが悪くなり、湿を生みやすくなります。

気温が上がってくると冷たいものが欲しくなりますが、胃腸が弱ってしまいますので

胃腸の弱い人や湿気の影響が気になる人は特に、冷飲食も避けましょう。


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今週もお読みいただきありがとうございました。

神代植物公園の後は、深大寺にお参りし、深大寺そばを食べてきました。

植物公園はバラ以外にも様々な花があり、どの季節に行っても楽しめますよ。

良いお散歩コースだと思いますのでぜひ行ってみてくださいね。

(バラフェスタは5月29日までだそうです。)

漢方養生アドバイザー® 吉澤茜

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