さて今回は、前回の続きで秋の過ごし方をお伝えしたいと思います。
◎スポーツの秋
真夏や真冬に、よし!スポーツを始めよう!とはなかなかなりにくいと思いますが、
爽やかな秋晴れに心地よい風を感じると、普段はあまり運動をしない人も外に出て
カラダを動かしたくなるのではないでしょうか。
適度にカラダを動かすことは、どんな人にとっても必要です。
そんな中でも特にスポーツの秋をオススメしたいのは、気が下がっている人です。
具体的には、元気がない、疲れやすい、食後に眠くなる、風邪をひきやすい、冷えやすい、
気温や気圧の変化に敏感、などです。
元気がない状態だと運動をする気も起きないかもしれませんが、だからといって
引きこもってばかりいては気が下がる一方です。自らカラダを動かして、気を上げていきましょう。
無理なく自分のペースでやれることで構いません。
ウォーキング、ジョギング、ストレッチ、ヨガ、ダンス、水泳、サイクリング、登山、
ゴルフ等々。義務感ではなく、自分が楽しめることをやりましょう。
私も毎週テニスをやっていますが、運動して汗をかくととてもスッキリします。
自律神経のリズムをしっかり作ることも大切ですので、朝~午前中にカラダを動かす
のがオススメです。
◎行楽の秋
日々ストレスを感じている人は、自然の中へ出かけていって、心身ともに解放して
のびのび過ごしましょう!
このご時世、全くストレスを感じていない人はほぼいないのではないかと思います。
ストレスを受け続けると「肝」がダメージを受け、気の巡りが悪くなります。
肝鬱気滞という状態です。気が滞ると、溜め息が出る、肩や首が凝る、脇腹が張る、
喉にものが詰まったような感じがする、すぐイライラする、などの症状が現れます。
ストレスを溜め続けることなく、ちゃんと発散しましょう。
日頃から、自分のストレス発散法を見つけておくことも必要です。
ぶどう狩り、梨狩り、栗拾い、さつまいも掘り、紅葉狩り、ハイキング、キャンプ、
など、秋ならではのイベントもいろいろありますので、ぜひ楽しんでくださいね。
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お読みいただきありがとうございました。
ご自分に合った秋の過ごし方は見つかりましたか?
不自由や制限、出来ないことはたくさんありますが、出来ないことにばかり目を向ける
のではなく、今できることの中で最大限楽しめる方法を考えて過ごす方が幸せですよね。
何事も捉え方次第。笑って過ごしたほうが免疫力も上がります!
それでは次回もお楽しみに。
漢方養生アドバイザー® 吉澤茜