一昨日の土曜日、日野市の高幡不動駅近くで、丸本大仁(まるもと はるひと)くんの
お話会があり、参加してきました。
丸本大仁くん、ご存知ですか?
コロナ騒動のおかしさに気付き、ノーワクチン、ノーマスクなどの活動をしている仲間
たちの間ではかなりの有名人ですが、ほとんどの方が初めて聞くお名前ではないかと
思います。
ハルヒトくんは、こないだの3月に中学を卒業したばかりの15歳の青年です。
中学在学中に『大人達への失望』という本を執筆し、出版されました。
中1の終わり頃にコロナ騒動が始まり、休校措置を挟んで中2に進級、6月に学校が
再開されるとマスクを強要されました。ハルヒトくんはかなり初期からテレビ報道の
おかしさに気付いており、マスクを強要してくる先生方に対してレポートをまとめて
提出しました。英語、数学、理科、社会、それぞれの専門性を活かして、どうしてこの
コロナ騒動を考えないのか。政治との関連性、ウィルスと細菌の違い、マスクの効果、
インフルエンザとの数字の比較、英語が得意なら海外の論文を原文のまま読めるかも
しれない。こういうことを授業で取り上げてみんなで考えてみたらいい。コロナのこと
だけでなく、歴史を調べ見てみると学べることがたくさんある。
しかし先生方はハルヒトくんのレポートに回答するでもなく放置。きっと答えられな
かったのでしょう。
それならこのレポートを同級生にコピーして配っていいかと聞いたら、上の言っている
ことと違うからそれはできないと言われたそうです。ひどすぎる!!
ふた言目には「マニュアルに沿って…」と言うばかりで自分の頭で考えない教師から
学ぶことは何もないと思い、ハルヒトくんは自ら学校をやめました。捨てました。
その他の様々な出来事や、たくさんのすばらしい大人との出会い、ハルヒトくんの考え
などはぜひ本書を手にとっていただきたいのですが、本当に14~15歳でよくここまで
調べ、考え、行動できるなぁ!と感動すらしました。
昨日のお話会も、自分でパソコンで資料を作り、原稿もなしで、理論的にかつ誰にでも
分かりやすく面白く話してくれました。本当に素晴らしかったです。
私も、学校での子どもたちへのマスクの強要を見ていて虐待だと感じています。
マスクは有害だと警鐘を鳴らしている医師もたくさんいます。
「主体的に考えられる子になって欲しい」と言う割に、先生自身は上に従っている人
ばかり。文科省や教育委員会から出されている「衛生管理マニュアル」に従うことが
最も大事なことになっています。
テレビや新聞で言っているから、偉い専門家が言っているから、皆がやっているから、
ではなく、自分で考えて調べて行動したいものです。
特に日本人は協調性、右に倣え、上に従う、同調圧力などが強い国民ですので、常に
自分で考えて調べてみないとあっという間に流されます。
自分も今回のコロナ騒動で多くのことに気付けました。たくさんの出会いもありました。
いま世の中で起こっていること、俯瞰して広い視野で見てみると様々なことが繋がって
います。
すべて善悪では片付けられないですが、とにかく子どもたち孫たちへと繋いでいける
ように、自分ができることをやっていこうと思います。
◎大人達への失望 -僕は中学校へ通うのをやめた-
丸本大仁 著 ヒカルランド(2022年2月発売)
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お読みいただきありがとうございました。
今週は養生の話ではありませんでしたが、素晴らしいお話が聴けたのでシェアさせて
いただきました。
私は最近、ノーマスクで過ごしています。気温も上がってきて暑いですしね。
電車に乗ってもお店に入っても、ほとんど誰にも何も言われません。
でも子どもたちは暑くても外すことを許されない。おかしいです。
もうマスク生活3年目。ほぼ100%の人がマスクをしているのに感染が収まっていない
ということは、マスクに効果がないということの証明ですね。
そもそもウィルスをゼロにすることはできませんが…
と、いろいろ言い始めるとまた長くなってしまうので(笑)、今日はこの辺で。
漢方養生アドバイザー® 吉澤茜